面貸しサロンで考えられる問題点とは?

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面貸しサロンにはメリットやデメリットなどがあるのですが、中には面貸しサロンが抱える問題点などに注目したサイトなどもあります。どういった問題点があるのでしょうか。

 トラブルから考える問題点

お客様とのトラブル

面貸し美容室はサロンのオーナーだけが法人となっており、サロンで働く美容師は個人事業主として在籍しています。完全歩合制や勤務時間をサロン側から設定されないなど自由に働くことができるのでとてもメリットの多い働き方となっているのですが、個人事業主としてお客様に施術をする以上はお客様とのトラブルにも対処しなければならないケースもあります。

例えば

  • カットやカラーをしたら頭皮がかぶれてしまった。
  • 伝えたイメージと仕上がりが違った。
  • パーマやカラーで髪の毛にひどいダメージを受けた。

など美容室ではよくあるクレームや問題となっているのですが、多くのサロンは予め施術前に承諾書などにサインをすることが多いのですが、それでも中には裁判などに発展してしまうケースも少なくありません。もちろん個人事業主として美容師をする以上、こういったケースに対処する為に保険などに加入するのですが、金銭的な問題を解決することができてもインターネットなどの口コミなどで一度叩かれてしまうとあっという間に顧客を失ってしまうことも珍しくはないのです。

 サロンとのトラブル

お客様とのトラブルの他に美容師が抱えやすいのがサロンとのトラブルです。中でも一番多いのが個人情報保護に関するトラブルであり、やはり自分のお客様を増やしたいという思いから以前働いていたサロンなどから顧客情報を持ち出してしまう美容師も少なくありません。

税金の問題

確定申告が必要になる

面貸しサロンで働く以上は個人事業主として働くことになるので個人で確定申告をしなければなりません。自分のサロンを持っていないからと言って独立していないというわけではなく、個人事業主として働く以上は独立しているとみなされるのです。

サロンで従業員として働くのであれば源泉徴収によってあらかじめ所得税が天引きされるので特に問題にはならないのですが、個人事業主として面貸し美容室で働く以上は確定申告が必要になるのです。もちろん中には様々な領収書を保管して節税を行い毎年確定申告をしている人もいるでしょう。ですが過剰に節税することによって、開業する際に公的な融資を受けるとなると断られてしまう可能性が出てきてしまいます。ですから税に関する専門的な知識が必要になり、もしこういった知識がないのであれば報酬を支払って税理士に依頼する必要があるのです。

まとめ

個人事業主として面貸しサロンで美容師をする以上、デメリットともなる問題点はいくつか挙げられるのですが、従業員では経験することの出来ない問題などもあり、独立や開業のための勉強を思うことで問題ではなくなるのではないでしょうか。

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